大切に使っていたお茶碗が欠けてしまった、ついうっかり落としてしまい割れてしまった、なんてことありませんか。
どんなに丁寧に扱っていても、お茶碗の口周りは欠けやすいものです。
陶磁器の修理には金継ぎと共継ぎが有ります。
金継ぎは古来から行われていた技法です。
簡単に言えば、漆にご飯を磨り潰して綿や木屑を混ぜた天然素材で接着し仕上げ最後だけ金粉で仕上げます。
漆は天然素材で耐久性も高く、食べ物を入れる器に使用しても安全です。
金継ぎは継目の金色がもともとの器に新しい表情を見せてくれて、これからも長く使っていきたくなります。
共継ぎは破損した箇所を出来るだけ直した事を分からなくする技法です。
古いものは古い時代感を出し、出来るだけ元のオリジナルを残して修復する作業です。
好日堂は金継ぎ、共継ぎ、掛け軸のシミ抜き、桐箱のシミ抜きなどのご依頼も承っております。