解体・遺品整理業者様

遺品整理をしていると、故人には大切なものだったとしても、遺族には価値がわからないものも出てきます。遺品を買い取ってもらう際、需要の有無によって価格も違ってきます。 例えば、高級な木材を使用していても、花嫁ダンスは高く売れません。一般の人から見て価値があるものかどうかを考えていきましょう。

1-1. 茶道具などの骨董品

押入れの奥に眠っていた茶道具などの骨董品が、実は有名な作家のものだったというケースもあります。上等な茶道具は大切に使われるので、良好な保存状態であることも多いです。桐の箱にしまわれるような茶道具なら、高く売れる可能性もあるでしょう。 骨董品は価値の有無がわかりづらく、素人には判断できません。遺品整理の際に保管状態のよい茶道具などの骨董品が見つかったときは、まずは専門業者に鑑定してもらいましょう。高く売れる可能性もあるので、価値を確かめてから捨てても遅くはありません。

1-2. 高く売れる着物

着物も状態や生地の種類によって、高く売れることがあります。しかし、着物も価値がわかりづらいものであるため、遺品整理で着物が見つかったときは着物に使われている生地をチェックしましょう。特に、絹の場合は高く売れる可能性があります。 また、袋帯や名古屋帯などの上質な帯も高く売れることが多いです。大事な着物を手放すのは名残惜しいものですが、着る人がいないと価値も下がっていきます。タンスの中で眠らせておくのではなく、専門業者に引き取ってもらうようにしましょう。

1-3. ネックレスなどの貴金属

貴金属系は、偽物でなければ高く売れる可能性があります。貴金属の中でも金やプラチナ、銀製のものは、汚れや破損などが多少あっても査定にほとんど影響しません。 また、純金も高く売れる可能性があります。少しでも疑問に思った場合もまずは鑑定してもらうのがおすすめです。

1-4. 趣味のコレクション

故人の趣味のコレクションも価値がわかりづらいものです。フィギュアやおもちゃなどは高く売れないと思い込んでいる方も多いのですが、これらも高く売れる可能性があります。 遺族には価値がわからなくても、コアなファンがいる場合もあります。まずは鑑定をお願いして、その価値を判断するようにしましょう。

壺や掛け軸などは骨董品屋、家具や家電ならリサイクルショップ、趣味のおもちゃなどはネットオークションなど、遺品によって使う業者や手段はそれぞれ異なります。ここからは、遺品整理で出てきた商品を買い取っている業者を紹介していきます。

2-1. 不用品の回収業者

遺品整理では大量の遺品が出てきますが、その中にはゴミなどの不用品も含まれます。すべて処理するのは大変なので、そんなときには不用品の回収業者にお願いしましょう。 中にはハウスクリーニングも行っている業者もいます。骨董品などを別の業者にお願いして、ゴミは不用品回収業者にお願いすれば、スムーズに遺品整理を進めることができるでしょう。

2-2. リサイクルショップ

リサイクルショップなら、ほかでは買い取ってもらえなかったものでも売れる可能性があります。中には茶道具などの骨董品に強い店もあり、高値で売れることもあるかもしれません。

2-3. 遺品整理の専門業者

遺品整理の専門業者にお願いすれば、分別・回収・清掃まで一貫して行ってくれます。遺品整理にはさまざまな手続きも必要になるので、書類作成が面倒なときは専門業者にお願いしましょう。

遺品整理業者を選ぶポイントはいくつかあります。専門資格の有無だけで判断すると、悪徳業者が紛れている可能性があるので注意しましょう。

3-1. 連絡を取る

ネットで業者を見つけたときは、電話やメールなどで連絡を取ってみましょう。その際にはスタッフの対応や言葉遣いなどに意識を向けていきます。少しでも不安に思ったときは、別の業者に連絡を取るようにしてください。

3-2. 公式サイトで確認

ネットで検索するとき、代表者やスタッフが明記されている業者の方が信頼できます。資格を持っていても、遺品整理と廃品回収業者はサービスの内容がそれぞれ違ってきます。遺品を粗末に扱われないためにも、しっかりとチェックしましょう。